クロイワボタル

壺屋じんじんクラブ(子どもエコクラブ)から、7日(月)に壺屋でクロイワボタルの成虫が見られたという報告がありました。エコクラブの子ども達は毎日壺屋でホタルの出現を記録しています。

残念ながら、末吉公園では、まだ、クロイワボタルの成虫は確認できていません。みんみんでは、夜のホタルの観察会を目的とした施設の利用予約やイベント申込みが増えていますが、今年、ちゃんとホタルが見られるのかかなり心配になってきています。

開けた場所に比べ森に近い場所では、ホタルの出現が遅い傾向があります。近頃では、ホタルの観察場所は、林内や森に近い場所になっているので、壺屋に比べ末吉公園の出現は多少遅れることが予想されます。これから、遅れてホタルが出現することを願うだけです。

公園管理者である那覇市には、なぜ開けた場所でホタルの観察会ができなくなったか、その経緯をしっかりふりかえってほしいです。

末吉公園でホタルの観察会が行われるようになった90年代。主に観察会が行われていたのは外部からアクセスしやすくホタルの出現が速かった花見橋周辺です(当時みんみん側の入り口は全くの未整備でした)。ホタルの観察会で人が集まるようになるにつれ、外灯が整備され、一晩中明るく保たるようになり、次第にホタルが見られなくなりました。今では、開けた場所には漏れなく外灯が整備点灯されています。

画像は交尾している末吉公園のクロイワボタルです