末吉公園を考える大人の観察会(夜)2月14日
一部区間で、自然環境に配慮した消灯が開始されたことを受けて企画した末吉公園の大人の観察会です。遅い時間からの開始にもかかわらず、8名(那覇市在住7名、その他1名)の参加がありました。
まず、沖縄の島の成り立ちや末吉公園のある本島南部の自然の特徴を少し学んでもらった後、園地として整備されている場所から森の自然が残る場所を散策をしました。
参加者の多くが驚いていたのは、思った以上に草刈りが徹底していることです。特にカンヒザクラ等が新たに樹木が植栽された場所では、下草を含めそれ以外の植物がきれいに撤去されています。「以前は、こんなじゃ無かったよね。」という声が漏れてきました。「草刈りが徹底している場所では、虫の声もしない。」という指摘もありました。
無人の公園で煌々とともされる外灯に対しては、「駐車場を閉める時間に合わせて、全部消せばいいのに。」という声が聞かれました。
新たに消灯を開始した場所(玉城朝薫の歌碑から滝見橋)に関しては、森の外の歩道沿いでは、「せっかく消灯しているのに、周りの樹木が少ないので、点灯している外灯からの光が強く漏れている。」や「せっかく消灯しているのに、周囲の草刈りがひどくてもったいない。」という意見が聞かれました。
消灯した森の中の歩道沿いでは、タイワンクツワムシの鳴き声が聞こえたり、オキナワマドボタルの幼虫の発光やサカモトサワガニが見られて好評でした。
末吉公園の管理について、「せっかく残っている森の自然を守れるような管理をしてほしい。」、「森でない区域は、森の自然を補完する場所、もしくはバッファーゾーンとして管理してほしい。」、「森の自然を拡大するような管理をしてほしい。」、「開けた場所では、バッタなどが住めるような草地の環境を作ってほしい。そういう場所は、鳥のえさ場としても重要。」、「末吉公園の自然を守るというビションを明確にして、そのための管理マニュアルをつくって、管理してほしい」などの意見が出ました。

玉城朝薫の歌碑のあたりは、1月から生き物の生息に配慮した完全消灯が実施されています(4月から9月については以前から全消灯)。しかし、周囲の外灯の光は、この辺りまで漏れてきています(LEDになって照度が上がっていることとと樹木がスカスカに選定されていることによる影響?)。
外灯の影響以前に、この辺りは丁寧な草刈りが繰り返し行われていて、そもそも、生き物が住みにくくなっているという指摘もありました。
かつては、歌碑のあるあたりまでホタルがよく見られる場所でしたが、最近では、この辺りでは、あまり見ることがなくなっています。

イベント後のアンケートの結果です。
全員が、興味深かったと回答しています。



