出前講座・大名小学校3年生
大名児童館前で待ち合わせて、末吉公園の北側の緑地の自然を探索しました。面白そうなものを色々見つける探索です
末吉公園に入る前の住宅地で、ニチニチソウでキョウチクトウスズメの幼虫やクチナシの実を見つけていい感じでスタートしたのですが、いつもはきれいに草刈りがされているお墓のそばの抜け道が通れなくて、迂回したら棘がやっかいなオキナワネムが生えていて、子どもたちのテンションを一気に下げてしまいました。
石畳の道に出ると、リュウキュウミスジやリュウキュウアサギマダラがあたりを飛んでいました、何より、ルリウラナミシジミが特にたくさんいて、瑠璃色の光沢のある羽をピカピカさせて飛び回っています。でも、テンションの下がった子どもたちにはあまり目に入らないようでした。
予定では、石畳から風葬の跡がある山道に入って末吉宮に行くつもりでしたが、ちゃんとした道を歩きたいという意見が出たので、その先の舗装された階段のある道までいってから末吉宮に行くことになりました。
舗装された階段のある道の入り口付近に来た時、トイレに行きたいという子どもでました。1人の子が言い出すと、自分も、自分もとなってしましました。末吉宮の社務所のトイレを借りることもできますが、一人づつになってしまいます。仕方がないので、石畳を抜けた先にある公園西側のトイレまでみんなでいそいで行くことに計画変更です。
トイレから戻るときに、昔の参道は少し急なところがあるけど、そこを通ったほうが、末吉宮に早く着くかもしれないと言ったら、それがいいということになって石畳の参道を登って末吉宮に行きました。その後、神社の裏口から馬場通りに出て子どもたちは学校に戻っていきました。
馬場通りに出たあたりで、集まって振り返りをしたのですが、最後は、楽しかったといってくれていたので、少し安心しました。
それにしても、今回は、コースの下見が不十だったことを大反省です。

住宅地のニチニチソウにいたキョウチクトウスズメの幼虫

クチナシの実。タコの足のようになっている根元に口のように穴が開いてそうだけど穴はありません。それが名前の由来です。そのため、くちなしの花言葉は「口が堅い」です。

トイレのそばの植え込みにカマキリいるのを子どもたちが見つけました。お腹が大きいのでメスのようです。

石畳の道を歩いているとき、子どもたちがオキナワモリバッタを見つけました。

公園の西端にあるトイレから戻るところ

最後に、末吉宮に寄ってから、裏口から戻りました。


