園児と春見つけ
八重瀬町の保育園に定期的(月2回程度)に講師を派遣する契約をしているのですが、園の行事の都合でしばらくぶりの訪問になりました。
この日は、天気が良かったので、園の外(いつものコース)を散策することにしました。散策のテーマは「春らしいものを探す」です。出発する前に、春らしいものを考えてもらいましたが、園児にはピンとくるものはあまりないようでした。とりあえず、出発です。
出発して、感じたのは思った以上に道路やその周辺がきれいに整備されていることでした。この保育園の講師派遣を始めて数年になりますが、毎年、整備の程度が強くなっている気がします。
例年、リュウキュウコスミレやセイヨウタンポポがたくさん生える広場も強い草刈りが行われていました。それでも、刈り残されたリュウキュウコスミレにツマグロヒョウモンの幼虫がいて、子どもたちは夢中で探していました。刈り残された場所では、クモやコオロギを見つけて喜んでいました。
身近な自然をどのように残すのかは、大きな課題です。

園の横の駐車場になっている空き地には、ハルノノゲシが生えていいました、子どもたちはすかさず綿毛を集めています。

運動公園の入り口付近、幹に鋭いトゲトゲがあるトックリキワタです。前回来た時には、ピンクの花が咲いていました。
ここに寄ったのは、トックリキワタの実の綿を見るためです。花が終わったら、大きな実になって、実の中には綿が入っているという話を覚えていた子がいて、その子の要望で寄り道することにしました。
残念ながら、手の届きそうなところに実はなくて、落ちた実はきれいに片付けられているようで、見つけられませんでしたが、幹に手を当ててトゲトゲの感触を味わいました。

ここまで除草してあるとは、思いませんでした。スッカラカン。

ここは、斜面まできれいに刈り込んでいます。こんなことをすると、土砂崩れが心配になります。実際、以前土砂崩れは起きているようで、土嚢が積まれている箇所もあります。公共工事のマッチポンプ?

この場所は、少し刈り残しがあって、リュウキュウコスミレがところどころ残っていました。子どもたちは、ツマグロヒョウモンの幼虫を見つけて、捕まえ始めました。
おっかなびっくりの子どももいますが、一度、平気だと思ったら、そこは子どもです。

コオロギの幼虫も見つけました。

網を張っているクモも見つけました。

ツマグロヒョウモンの幼虫は、まばらに生えるリュウキュウコスミレの間を動いています。
子どもたちは、たくさん捕まえて園に持って帰りたがりましたが、園には餌がないということで置いて帰ることに納得してもらいました。
同じ場所にたくさんの幼虫をにがすと、その近くの餌がすぐなくなる危険性があるということを説明して、幼虫は、みんなが手分けして、広い範囲に少しづつ逃がすことにしました。
リュウキュウコスミレが生えているところに逃がすということで、リュウキュウコスミレの葉っぱも覚えました。

園に帰ったら、今日見たことをスケッチブックに描きました。クモやツマグロヒョウモンの幼虫もちゃんと描いています。

今日見たものを、みんなで確認しながら、それぞれスケッチブックに描きます。

