指定外来生物ヤエヤママドボタル報告11
捕獲を継続中
末吉公園のヤエヤママドボタル捕獲は区域Aを中心に継続中です。
昨日(9月20日)は、森林総研の小高さんと琉大生2名も参加してくれました。
ヤエヤママドボタルは、1匹のメスが80個以上の卵を産み、その多くが捕食されることなく育ってしまう可能性があるとされる県内外来種です。放置すると、末吉公園はヤエヤママドボタルだらけになり、希少なヤマタカマイマイやシュリマイマイを含む、すべてのカタツムリ類が食い尽くされてしまう可能性が極めて高いと考えられます(ヤエヤママドボタルがすでに侵入している南部の緑地や森ではそうなっています)。カタツムリが完全にいなくなった場所では、ヤエヤママドボタルもやがていなくなるようですが、カタツムリを餌にしていた在来のホタル類も当然いなくなります。
末吉公園の在来のホタルを守るためには、ヤエヤママドボタルをどうにかしないといけないのですが、特効薬のような手法がないので、とりあえず繁殖期が始まる前に、できるだけ個体数を減らしたいと考えて捕獲活動を継続しています。
捕獲の継続で、毎回の捕獲数は減少しています。それでもまだ、1回で20個体以上が捕獲されるような状況です。繁殖期に十数個体のメスを見逃しただけで、これまでの捕獲がチャラになる可能性があるので、とにかく、繁殖期までにできるだけ捕獲するよう活動を継続しています。
できれば、県や市にも動いてほしいです。

基本的に、1回の捕獲時間は20:00~22:00です。みんみんを出発するのが20:00頃なので、地区Aでの採集時間は2時間弱になります。
1回あたりの捕獲数は、参加人数の影響を受けてばらつきが大きいですが、減少傾向です。一人当たりの捕獲数にすると、徐々に減少しているのがはっきりします。
この地区のヤエヤママドボタルの個体数は減少しているのは間違いないはずですが、9月20日の時点でも20個体以上が捕獲されています。思ったようには減っていないのかもしれません。

主に、密度が高かった地区Aで捕獲活動を継続しています。
地区Dは、民有地で手が付けられていませんが、気になります。

ヤエヤママドボタルの大きさの指標として、後胸背幅を測定しています。体長は、体が伸び縮みするので測れません。
グラフは、9月4日から20日の採集されたヤエヤママドボタルの毎回のサイズ組成(4㎜未満、4㎜以上6㎜未満、6㎜以上8㎜未満、8㎜以上10㎜未満、10㎜以上12㎜未満)です。
大きな個体ほど目立って捕獲されやすそうなので、大きな個体を効果的に減らすことができるのではないかと期待していたのですが、そうでもなさそうです。
組成の推移2026年9月4日から20日-345x1024.png)

