ヤエヤママドボタル末吉公園侵入のショック

8月16日、末吉公園「いま」と「これから」プロジェクトの学習会『末吉公園を考える夜の散策』を実施したのですが、その時、参加者の一人が指定外来種ヤエヤマボタル(オオシママドボタル)の幼虫(写真)を見つけました。見つけた場所は、ホタルの観察に多くの人が訪れる滝見橋にほど近い場所です。
今、沖縄本島では、ヤエヤママドボタルの分布拡大が希少なカタツムリ類を絶滅させる恐れがあると大きな問題になっています。しかし、メスが飛ぶことができない種類なので、人による持ち込みがなければ分布を拡大することができません。分布拡大の始まった当初は、公園や農園などの植樹の際、土や植物に卵や幼虫が無作為に混入していたことが主な原因と考えられましたが、中には見栄えのいいホタルを増やそうとした意図的な持ち込み事例もあったようです。
末吉公園は長らく新規の植樹や植栽はなかったのですが、最近、比較的開けた場所で植栽が行われていそうだったので、侵入があるとすれば、そのあたりかなと思ってました。でも、今回、見つかった場所は植栽が行われる様子が全くない場所です。しかも、周辺から侵入したとは考えられない場所です。おそらく、誰かが、意図的に持ち込んだのだと思います。
子どもが、捕まえた幼虫を末吉公園で逃がしたのかもしれません(どこかで、捕まえた虫を、かわいそうだから、末吉公園に親子で逃がしに来る。時々見かけます。)でも、ヤエヤママドボタルと知っていて、ここで繁殖させるために放したとしたら最悪です。犯罪です。
ヤエヤママドボタルは、沖縄県希少野生動植物保護条例による指定外来種のため、県内(石垣市、竹富町及び与那国町を除く)において野外に放つことは禁止されています。
最近、オキナワヤマタカマイマイを捕まえる人がいて、警戒していたのですが、ヤエヤママドボタルが増えたらそれどころではありません。末吉公園のカタツムリ類は壊滅するかもしれません。